まず、こちらのソラカゼの採寸方法を確認頂いた後、製品がお手元に届きましたら、以下の手順で施工を行って下さい。
※出巾4000mmまでのソラカゼはキャンバスにキャンバスバーを組み込んだ状態で出荷致します。
※出巾4001mm~のソラカゼは現場でキャンバスバーを生地に組み込んで下さい。
①ソラカゼのブラケット・レール取付について
まず、上記のようにパーゴラやフレームなどにブラケット(L型のアングル)をビス止め(もしくは貫通ボルトなど使用)します。梁に取り付けるか、中間の垂木(写真右)に取り付けるかは、採寸方法をご覧頂き、参考にして下さい。ブラケットを固定したら、レールの溝にボルトを通し、ボルトをブラケット穴に差し込みナットでしっかりとレール位置を合わせて締め付けて下さい。(ワッシャー付き)レールには、予めランナー(以下参照)が入っておりますので、端部のランナー(収納側)のみ動かないように固定されております。
出巾4001mm~は、レールジョイント致しますので、ジョイントピンをしっかり差し込み、ジョイント付近にブラケットがくるようにして下さい。(ジョイントからブラケット位置が離れると、ジョイント部分がまっすぐ通りがでない場合があります)
※L型アングルのブラケットは、出巾4000mmまでは8個同梱、4001mm~は16個同梱されております。(追加購入も可能です)
※L型アングルにはレール接合用のボルト・ナットなども同梱されております。
※レール取付の際は、長い方のレールを収納側にして下さい。
※レールジョイントがある場合(出巾4001mm~)のブラケット位置はジョイント付近に取り付けて下さい。
②ソラカゼのキャンバス取付について
予め、キャンバスにキャンバスバーを通してセットして準備を行って下さい。その際、パッドアイを(写真右側の輪っかになっている部材)位置を左右のレール芯に位置までスライドしてネジを締めて固定しておいて下さい。(簡易操作式の場合は、予め先頭のキャンバスバー1本にパッドアイを3個付けておいて下さい。1個はロープ固定用となります。滑車操作式の場合はリード金具を取り付けるための金具を入れておいて下さい)
キャンバスバー・キャンバス・パッドアイの位置固定が終わりましたら、レール内に入っているランナー(スライダーフック)にキャンバスバーに付いているパッドアイを引っかけて下さい。その際、重量がありますので、大人2~4名でキャンバスに傷がつかないように注意しながらキャンバスを束ねた状態で持ち上げてフックに引っかけるか、キャンバスバー1本づつ生地を持ち上げながら付けるか取付やすい方法で吊り下げて下さい。
全て吊り下げ終わったら、簡易操作式の場合は、先頭のキャンバスバーに予め入れておいたパッドアイにロープを縛って、柱や壁にロープ固定フックを取り付けて完了です。滑車操作式の場合は、手順が異なりますので、以下を参照下さい。
※レール端部にあるランナー(スライダーフック)は、動かないように固定されております。そのフックは、収納側(束ねる側)のフックですので、収納側端部のキャンバスバーを引っかけるようにして下さい。(写真左側の一番左のフック)
②ソラカゼの滑車取付について(滑車操作式の場合)
滑車操作式の場合のみ、キャンバスバーをセットする段階で、先頭のキャンバスバー(張り出し側の1本目のキャンバスバー)にパッドアイ2個とは別に、リード金具(写真右下)を取り付けるためのパッドアイホルダー(長方形のプレート)を予め2つ差し込んでおいて下さい。(施工マニュアル10P目参照)
全てのキャンバスバーをスライダーフックに吊り下げ終わったら、滑車をレール端部に4個取付(4個同梱)、ロープを引き回して下さい。(施工マニュアル11P目参照)滑車4個の内、3個は横向きに取り付けますが、1個のみ、タテに取り付けて下さい。(ロープを下に降ろしたい部分)又、ロープを通す際は予めテンションセットを先に壁や地面に取付、テンションセットに滑車(樹脂滑車)がついているので、その滑車にロープ先端を入れてから、レール側の滑車にロープを引き回して下さい。
ロープを全て通しおえたら、片方のロープ端部を輪っかにして、もう片方のロープを輪っかに通して、ロープを一定の力でテンション(張り)をかけて下さい。その後、ロープの不要な分はハサミなどでカットして、輪っかになって縛っている部分の手前をリード金具に固定して完了です。輪っか部分は、必ずリード金具より収納側にくるようにして下さい。(束ねた際に下から見て、ロープ輪っかが隠れる位置)
全てのセット・取付が完了致しましたら、開閉操作を行ってみて下さい。出巾4000mm程度であれば女性でも軽く操作が可能です。出巾8000mmなどの大型サイズの場合は、少し力が必要となります。