ベランダ用テントを価格で選ぶと失敗する理由&正しい選び方
ベランダやテラスにテントを設置したいというお問い合わせを頂きます。とくに、梅雨のシーズンでも洗濯物を干せるようにテントの設置を希望される方が多いです。
ベランダ用テントは、低価格で気軽に取り付けられる商品も販売されています。しかし、テントを価格で選ぶと後悔してしまうこともあります。この記事では、ベランダ用テントを選ぶ際の注意点&正しい選び方について分かりやすく解説します。
Contents
ベランダ用テントで失敗する理由
通販サイトやホームセンターでも購入できるテントですが、価格重視で商品を購入すると思わぬトラブルが起きてしまいます。ここでは、実際に起こるテント購入の失敗事例をご紹介します。
テントのサイズが合わない
テントの寸法には、間口・出幅・高さ(※1)があります。間口の測定は行えても、出幅の測定は難しく、取り付けたら圧迫感が出てしまった…という失敗事例は多いです。
通販サイト上でテントが販売されていますが、取り付けた後のイメージが付きにくい場合は、専門業者に相談をすることをおすすめします。
(※)間口・出幅・高さとは
間口 |
正面の幅のことをいいます。テントの場合は、キャンパス収納ケース本体の横幅を間口といいます。 |
出幅 |
キャンパス収納ケース本体から前枠までの長さで、最大出幅は3,500mmです。 |
高さ |
キャンパス生地を収納したときのケースの高さのことをいいます。 |
DIY設置工事が難しい
DIY設置工事が行える簡易的なテント(突っ張り棒タイプ)が低価格で販売されています。突っ張り棒タイプであれば、誰でも簡単に取り付けられると思いがちですが、テントは想像以上に重量があります。
また、取付方法の説明書が簡易的すぎて、どのように取り付ければ良いか分からないという失敗事例もあります。そのため、公式ホームページでテントの取付方法をご紹介している専門店でテントを購入するようにしましょう。
強風に耐えられない
簡易的なテントでも、日除け・雨除け効果が得られるでしょう。しかし、テントは強風に弱いという特徴を持っています。メーカーが販売している高い強度を持つテントでも、台風時にはキャンパス生地を閉じることが推奨されています。
低価格で販売されているテントは気軽に取り付けられることが魅力の一方で、簡易的な故に強風に耐えられないという問題も出てきます。せっかく、DIY設置工事をしたにも関わらず、すぐに外れてしまうという悩みを抱える人も珍しくありません。その結果、新しくメーカーのテントをご購入される方もいます。
冬場になると室内が寒い
夏の強い日射しをカットするため、日除け目的でオーニングを取り付ける方もいます。しかし、冬に日射しをカットしてしまうと、室内が肌寒くなってしまうので注意が必要です。
突っ張り棒タイプのテントは、自由に開閉が行えません。冬場になると、室内が真っ暗になるというトラブルも多いです。
落下事故の原因になることも
簡易的なテントを取り付けて、フレームが外れてしまうと大変危険です。例えばですが、ベランダからフレームが落下して、通行人や道路を走る自動車にぶつかると事故に繋がります。
テントは想像以上に重量があるため、大変危険です。そのため、テントはしっかりと固定させましょう。少しでも、不安を感じる方は専門業者に取付工事を依頼してみてください。
ベランダ用テントの正しい選び方
ベランダ用テントの選び方を間違えてしまうと、大きな事故に発展する恐れもあります。そのため、ベランダ用テントを正しく選びましょう。ここでは、ベランダ用テントの正しい選び方についてご紹介します。
強度を持つテントを選ぶ
ベランダ用テントの強度は必ず確認してください。もともと台風などの強風に弱い特徴を持っているテントで、日本オーニング協会でも、強風時にはテントを閉じることが推奨されています。そのため、簡易的なテントを取り付けてしまうと、外れやすくなってしまうのです。
とても手頃な価格で販売されているテントは魅力的ですが、長期的に安心して利用するためには、価格より強度などの機能面を重視して商品をお選びください。
メーカー保証付きのテントを選ぶ
BXテンパルやLIXIL、YKKapなどのメーカー製品には、メーカー保証が付いています。保証期間内にテントが故障・破損した場合は、故意による事情を除いて、商品を交換してもらえたり、補修に来てもらえたりします。そのため、メーカー保証付きにテントであれば、安心して利用することができるでしょう。
高寿命で長持ちするテントを購入されたい方は、購入前にメーカー保証付きかを確認してみてください。
機能性を重視してテント選ぶ
ベランダ用テントには、さまざまな種類があります。建物の構造に取り付ける壁付け用テントをはじめ、突っ張り棒を活用したテントなどもあります。
突っ張り棒タイプのテントは、簡単に設置することができますが、自由に開閉が行えなくなります。そのため、日射しを取り込みたい冬場は、室内が暗く、寒くなりがちです。このようなトラブルを避けたい方は、利用用途に応じて活用できる、開閉タイプのテントを購入しましょう。
また、台風時にはテントを閉じることが推奨されています。その都度、テントを閉じることが面倒と感じる方もいるかもしれません。そのような場合は、電動式テントを購入しましょう。
電動式テントの機能性については「「電動式オーニング」の魅力とは?特徴や機能まで解説」を参考にされてみてください。
住宅の外観に見合うテントを選ぶ
ベランダ用テントは、エクステリア商品です。エクステリアは、住宅の外観を彩る商品として販売されています。そのため、住宅の外観に見合うテントを選びましょう。
BXテンパルのベランダ用テントがおすすめの理由
さまざまなメーカーからベランダ用テントが販売されていますが、BXテンパル社の商品をおすすめしています。当店がBXテンパル社の商品をおすすめする理由は下記の通りです。
オーニングシェア率No.1
BXテンパル社は、東証一部上場企業の総合建材メーカーである文化シャッターのグループ会社です。国内オーニングシェア率はNo.1を誇ります。住宅や店舗だけではなく、商業施設や公共機関にも販売しており、高品質な商品を提供しています。
最強クラスの強靭性
BXテンパル社の商品は、出荷前に独自基準の強度試験を行っています。強度試験を実施して、異常がないことを確認した上で商品を出荷しているのです。
BXテンパル社の商品は、風速18/sにも耐えられると強度試験で判明しています。また、日本オーニング協会からも高い強度を持っていると認められており、JAA認定マークが付与されています。
安心できるアフター体制
BXテンパル社の商品には、製品保証が用意されています。テントを施行日から起算して2年以内であれば、免責事項を除いた不具合であれば、無償に修理してもらえます。そのため、初めてベランダにテントを取り付ける方も安心です。
カスタマイズに対応
ベランダ用テントは、住宅の外観を大きく左右します。キャンパス生地の選び方や、加工の方法によって住宅の外観は大きく変わります。
基本的には、他メーカーでは、純正のキャンパス生地しか選べません。
しかし、BXテンパル社のテントであれば、フレームに強度があるため、純正キャンパス以外の生地を選ぶこともできます。そのため、住宅の外観にマッチするキャンバス生地が見つかりやすいです。
ベランダ用テントの製造・設置は「オーニング.jp」へ
通販サイトやホームセンターでも、ベランダ用テントが販売されるようになりました。とてもリーズナブルな価格で販売されていますが、選び方を間違えないように気をつけましょう。
設置場所によっては、大きな事故にもつながります。そのため、少しでも不安を感じた方は、専門業者にご相談ください。
「オーニング.jp」は、住宅用オーニングを取り扱っている専門業者です。ベランダに、どのようなテントを付ければ良いか分からないという方に対しても、最適な商品のご提案をしておりますので、お気軽にご相談ください。
BXテンパルのオーニングテント専門店・オーニングテント.jpの特徴
BXテンパルのオーニングテント製品
製品の施工事例
お役立ち情報
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