日除けオーニングの効果をサーモグラフィーで徹底検証
屋外イベントを運営する場合は、お客様が熱中症にかからないように気を付けましょう。猛暑日の屋外イベントは想像以上に気温が高くて危険です。そのため、日除けオーニングを設置することをおすすめします。ここでは、日除けオーニングの効果の実証実験の結果とおすすめの商品をご紹介しています。ぜひ、屋外イベントの運営を検討されている方は、この記事を参考にしてみてください。
Contents
日除けオーニングテントが必要となるイベント
住宅用・店舗用オーニングは認知されていますが、屋外イベントでも大活躍します。どのようなイベントで、日除けオーニングが設置されているかをご紹介します。
ビアガーデン
ビアガーデンは、建物の屋上にテーブル席を用意してビールなどを提供する形式の酒場です。多くは、夏期に限定されて開設されています。
夏の風物詩となっているビアガーデンですが、建物の屋上の気温は高いです。そのため、気温を下げるためにも日除けオーニングを設置してください。
ビアガーデンなど夏季限定で運営されるイベントに関しては、コンパクトに収納できる自立式オーニングがおすすめです。
音楽フェスティバル
ロックバンドが多数出演する大規模な音楽コンサートは大人気です。一定の期間、特定の地域で複数の出演者が行う一連の音楽行事。大規模な音楽フェスティバルであれば、複数の会場で演奏を同時進行させたりします。
夏場は炎天下の中で音楽フェスティバル行われるため、休憩場所に日除けオーニングを設置しましょう。自立型オーニングのオプションとして、ミストが取り付けられます。
このようなオプションで熱中症対策をすることで、お客様の事故を防止することができるはずです。
フードフェスティバル
フードフェスティバルとは、世界トップクラスのレストランが提供するテイスティングメニューを堪能したり、有名シェフによる料理を楽しめる期間限定で開催されたりする行事です。
支持され続ける老舗の店舗や新規オープンの店舗まで、全国から幅広いジャンルの店舗が集合するため、多くの方が参加。フードフェスティバルは、飲食ブースとしてオーニングが活用されます。
キャスタータイプのオーニングであれば、自由自在に移設することができるため、さまざまな場所で行うフードフェスティバルにおすすめです。
キャンプ
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、大自然の中で過ごす家族が増えました。家族でキャンプを楽しむ人が増えましたが、テントを購入する本格派ではなく、手ぶらキャンプが注目を浴びています。
テントを貸し出してくれるキャンプ場が人気を集めているのです。始めからテントが設営されていれば、テントを張る準備も必要ありません。このような動向から、自立型テントを購入するキャンプ場も増えています。
フラワーガーデン
四季折々の花や植物が楽しめるフラワーガーデンも人気です。自然や四季を楽しむために、多くの方がお越しになられます。数百種類の花を楽しむことができますが、休憩場所としてオーニングが設置されることが多いです。
屋外イベントに日除けオーニングが必要な理由
屋外イベントでは熱中症対策が必要です。熱中症対策としてオーニングの設置をおすすめしています。なぜ、オーニングが必要なのでしょうか?ここでは、屋外イベントに日除けオーニングが必要な理由をご紹介します。
熱中症予防の指針
楽しい屋外イベントですが、熱中症に気をつけなければいけません。まずは、環境省が推奨している熱中症の危険を示す指針をご紹介します。
気温(参考) |
暑さ指針(WBGT) |
熱中症予防運動指針 |
31~35℃ |
28~31℃ |
厳重警戒 |
28~31℃ |
25~28℃ |
警戒 |
24~28℃ |
21~25℃ |
注意 |
24℃未満 |
21℃ |
ほぼ安全 |
建物の屋上の気温は「47.6℃」
国土交通省も都市をとりまくヒートアイランド現象に注意喚起をしています。ヒートアイランド現象とは、都市の中心部の気温が郊外に比べると島状に高くなる現象であり、近年都市特有の環境問題として注目を集めている問題です。
ヒートアイランド現象は、大気に関する熱汚染とも言われています。 ヒートアイランド現象の原因も主に以下の通りで、都市部の建物の屋上は47.6℃まで上昇すると予測されているため、熱中症に気をつけなければいけません。
■ヒートアイランド現象の原因
人工排熱の増加 |
空調機器や燃料の燃焼に伴って、発生する熱の大部分を占める顕熱が大気を緩めている。 |
地表面被覆の人工化 |
アスファルト、コンクリート舗装の夏季には表面温度が50~60℃まで達して、日中に蓄えられた熱は、夜間の気温低下を妨げている。 |
都市形態の高密度化 |
中高層の建物が増加し、緑地などが減少。熱の拡散や喚起力を定価させて熱が溜まりやすくなっている。 |
日除けオーニングで気温を下げる
屋外イベントでは、日除けオーニングは必須です。猛暑日は、建物の屋上の気温は47.6℃まで上昇します。このような場所でイベントを開催すると熱中症にかかるお客様が出てしまうでしょう。そのため、日除けオーニングで気温を下げる必要があるのです。
オーニングを設置すると、客席は35.7℃まで下げることに成功しました。このような工夫をしておき、お客様が事故しないように守ることがイベント運営者側には求められます。
屋外イベントにおすすめの日除けオーニング
屋外イベントで日除けオーニングの必要性については理解して頂けたと思います。しかし、日除けオーニングには、さまざまな種類があるので、要望に見合ったオーニングを選びましょう。ここでは、屋外イベントにおすすめの日除けオーニングをご紹介します。
ソラカゼ
ソラカゼはパーゴラタイプのオーニングで、天井部分が開閉できます。キャンバスバーを吊り下げるだけで、最大4m×8mまでの日除けが可能なオーニングが設置できます。
フラワーガーデンなどの施設の休憩場などにおすすめのオーニングテントです。
(※公園などに取り付けられることが多い商品となります。)2つのソラカゼを連携して使用することもできるため、広いスペースに日除けテントを張りたい場合などにおすすめの商品です。
アルミフレーム
ソラカゼと似たような構造にはなる独立型オーニングとして、アルミフレームもご用意しています。
アルミフレームのため錆にも強く、鉄骨と同等の強度を持ちます。そのため、頑丈な日除けテントを設置したいとお考えのお客様におすすめの商品です。
パルセイル
パルセイルは、独立型の移動式オーニングです。パルセイルの魅力は、キャスターが付いていて移動が簡単なことです。
また、使用しない場合はコンパクトに収納することができます。そのため、夏季限定の屋外イベント時に大活躍する商品です。
パルセイルには、オプションとしてミストやヒーター機能を取り付けることができます。ミストは熱中症対策にもなるのでおすすめの商品です。
まとめ
猛暑日の屋外イベントは大変危険なため、イベント運営者は日除け対策をしましょう。日除け対策としておすすめの商品が、日除けオーニングです。
日除けオーニングにも、パーゴラタイプや移動式タイプなど、さまざまなタイプがあります。そのため、イベント内容や設置場所に見合ったオーニングを取り付けてみてください。
オーニングテント.jpは、オーニングの設計から製造、施行までワンストップで対応している専門業者です。屋外イベント運営時に必要となるオーニングテントのご提案をさせて頂いているため、興味を持っている人はお気軽にご相談くださいね。
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